2022年が始まりました。

あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくおねがいします。

思い返せば、昨年2021年も引き続きコロナ禍の影響がベースにありました。

現在勤めている会社はエッセンシャルワークを担っていることもあり、2020年4月の緊急事態宣言以降の外出自粛のなかにあっても休むことなく働き続けておりました。その後の状況の変化があっても、業務負荷が高いまま現在に至っています。それに見合うほどボーナスは増えていませんが、とりあえず生活はできています。世界がコロナ禍に見舞われたタイミングで、たまたまそんな仕事をしていただけですが。

一方で個人的なキャリア形成の面では、2021年にひとつの成果が残りました。長らく挑戦してきた国家資格・中小企業診断士の合格証書を手にすることができた年でした。もっとも試験自体は2020年受験で、その結果(合格発表)が年明け2021年1月となっておりました。年1回の試験ですが5年連続で受験し続けて、ようやく、でした。

実は中小企業診断士になれていません。登録するためには試験合格後3年以内に15日間の実務補習(または実務従事)が要件です。ところが僕は2021年中には5日間の実務補習を修了したのみであって、現時点ではまだ中小企業診断士にはなれておりません。

周りの試験合格者と比べると、恐らく合格までの年数は長い方だと思います。そして、合格から登録までの時間も長くなってしまいました。コロナ禍の影響と言えなくもないですが、何かにつけて要領が悪くて、ゆっくり進んでいます。でも10年前ほど前の僕は病気で仕事も何もできない状態だったので、そこからよくここまで来れたものだなと、感謝しています。

いま、2019年1月に読んだ書籍『ファクトフルネス』第2章「ネガティブ本能」に書いてあったことを反芻しています。

わたしはいたって真面目な「可能主義者」だ。
「可能主義者」とは、根拠のない希望を持たず、根拠ない不安を持たず、いかなる時も「ドラマチックすぎる世界の見方」を持たない人のことを言う。

「悪い」と「良くなっている」は両立することを忘れないようにしよう。

オミクロン株の拡大のニュースもあり、コロナ禍の先行きは見通せませんが、2020年末にはmRNAワクチンが実用化され、当初混乱もありました本邦でのワクチン接種は進んで、実際に僕自身も無料で2回接種を受けることができました。

というわけで、2022年は、2021年よりも、良くなっていますように。良くしていけますように。どうぞよろしくおねがいいたします。