「全力」で、自粛せずに、応援中! – 2016 J2第6節ファジアーノ岡山vs東京ヴェルディ 観戦

僕たちは自粛不要だぞ!

2016年4月14日以降、熊本を中心とした地域で立て続けに大きな地震が起こった。多くの死傷者を出し、ライフラインが寸断され、いまも余震の不安のなか避難生活を送る人が多数いる状況。

サッカーに関わるところとしては、4月16日(土)と17日(日)に予定されていたJリーグの試合5試合が中止に。特に地震の直撃を受けた熊本をホームとするJ2ロアッソ熊本については、5月7日の第12節までの中止が決まった。

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J2ファジアーノ岡山の応援している僕としても、同じJ2に属するロアッソ熊本の苦境に心を痛めている。それでも、日常生活を送ることが出来る僕たちにできることは、自分たちの置かれた環境で精一杯生活していき、経済を回して、余裕があれば義援金・支援金を送ることだと思う。

だから、自分たちの地元サッカーチームを応援することを自粛するなんて必要ないし、こんな時だから全力でスタジアム観戦を楽しもう。ちょっと余裕があれば募金箱にお金を投じよう。

実は今回の記事は、まだこの地震が起こる前の試合について。4月3日(日)に岡山市のシティライトスタジアム(Cスタ)で実施された、2016シーズンJ2第6節ファジアーノ岡山vs東京ヴェルディ戦。これ書いているのは4月23日で、もう第9節ホームゲームの当日になっちゃったけど……。

桜も楽しめたよ!

前回記事での予告どおり、Cスタ周りでは桜も楽しめたよ!

▼「総合グラウンドクラブ」と桜。

「全力さん」を岡山に迎える。

▼ようこそ!東京の皆さん!そして「全力さん」もようこそ!

「全力さん」とは、東京ヴェルディのある男性サポーターのこと。東京ヴェルディのスポンサー(ブロンズサポーティングパートナー)でもあるとか。サッカー日本代表の試合で、めちゃくちゃ全力すぎる応援をする姿でサッカーファンの間では有名人。

Jリーグのスタジアムでアウェイ遠征されることもあり、相手チームサポーターからも大人気。一般人にもかかわらず、握手や記念撮影の人だかりができ、しかも気さくに応じてくれる。きっと同じサッカーファミリーとしてスタジアム観戦を盛り上げていこうという心意気なんだろう。そんなふうに多大な貢献をしてくれているカリスマサポーターなのだ。

今回その「全力さん」がアウェイの岡山まで来られるということで、事前にtwitterでもざわついてた。

そして、試合当日。案の定、スタジアム前では「全力さん」を囲むファジアーノ岡山サポーターの人だかりができていた。ミーハーな僕も「全力さん」と記念撮影&握手してもらって感激(舞い上がってしまい、写真のブログ掲載の許諾もらい忘れていたので、今回は写真掲載なしで)。

相手チームサポーターであろうが共にスタジアム観戦を楽しもうという心意気に大いに感動したのだった。あまりに囲まれっぷりにちゃんとファジフーズを食べられたのか心配だけど。

スタジアム前でファジフーズ「丼」バトルに踊らされる。

▼今日も「ファジ丸ふわふわ」さんは存在感あり。

▼「本日のイベント」と見切れている「ファジ丸ふわふわ」さん。

▼そして、ファジフーズ。今日は「丼」バトル!

前回も書いたものを引用。さすが充実の「丼」メニュー!

  • とり団子のピリ辛ケチャップ丼 600円(テント1)
    • ピリ辛のケチャップで絡めた肉団子をご飯の上にたっぷりと!
  • 東京力めし 600円(テント2)
    • 豚肉スライスと豚角煮に温泉卵がトッピング!
  • 千屋牛牛丼 700円(テント3)
    • 丼の王道の牛丼。千屋牛が柔らかい!
  • 塩カルビチャーシュー丼 650円(テント4)
    • 酢飯の上に、塩カルビとチャーシューがのった絶妙な和洋コラボの一品。
  • 厚切り牛タン丼 800円(テント6)
    • 厚切り牛タンにしば漬けトロロをトッピング!
  • 炙りシャケとイクラの親子鮨丼 700円(テント7)
    • 酢でしめた炙りシャケと、イクラの醤油漬けに温玉をトッピングしたスペシャル丼!
  • 甘ったれのとり丼 600円(テント9)
    • 甘辛のたれが食欲をそそります。
  • 油淋鶏(ユーリンチー)丼 600円(テント1)
    • 揚げた鶏に甘酢だれをかけたジューシーでボリュームたっぷりの逸品です。

▼まず目をつけた「東京力めし」は……並んでいる途中で「売り切れ」。

▼僕の中の第2候補「厚切り牛タン丼」……「売り切れ」。

▼「炙りシャケとイクラの親子鮨丼」ならどうだ……「売り切れ」。

▼そうだ!ホントに僕が食べたかったのは「千屋牛牛丼」だったんだ!

▼というわけで、地元岡山のブランド牛「千屋牛」がたっぷりのった「千屋牛牛丼」旨し。

ちなみに、ファジフーズチケットが当たるガラポン抽選会は残念ながらハズレだった。

投入された新兵器。

▼新兵器、双眼鏡 ヒノデ 5×20-A4!

これは僕が買ったわけでなく、父親が野鳥観察に使っているのを借りただけ。高倍率過ぎず、明るい視野という特徴でスポーツ観戦にも向いているのだとか。その性能を確かめるべく、iPhoneのカメラを押し当てて強引に撮影してみた。

▼バックスタンド側に掲げられた旗を、iPhone撮影(デジタルズームなし)するとこんな感じ。

▼それを、iPhoneに双眼鏡を押し当てて取ると、これだけ見える!

▼バックスタンドのアウェイ席もこのとおり。「全力さん」居るかな?

▼普通にファジ丸さんを撮ろうとするとこんな感じだけど……

▼この双眼鏡なら、こんなに鮮明に!

まあ、試合中は追いかけきれないので、双眼鏡はあまり出番はなかったけど。

試合は悔しい引き分け。Challenge1の道のりも厳しい。

▼数多くの決定機で点が入らないまま後半に入り残り15分。片山選手ゴールでついに先制、スコア1-0に!

▼入場者数は7,184人。Challenge1は厳しいが、まだまだ巻き返すぞ!

▼守って勝ち切って欲しかったけど、89分に東京ヴェルディの北脇選手のスーパーゴールで同点に。これは防げないな。そのまま1-1で試合終了。

▼悔しい引き分け。失点よりも決定機で枠を捉えられなかったシュートが悔しいな。でも次頑張ろう。次は3-0くらいでよろしく!

スポーツのある日常を続けられたら、続けよう。応援できるなら、応援しよう。

この日の試合後、アウェーゲームが2連戦。結果は1勝1敗で勝ち点3を積み上げた。地震の影響で中止になった試合もあるため、暫定第3位。特に試合のなかったロアッソ熊本は、仮に勝ち点を積み上げていたら岡山よりも上位にいた可能性もあったという状況。

いま熊本はとてもサッカーどころではないと思う。それでも、少しずつ日常を取り戻してもらって、地元のスタジアムで地元のJ2クラブの試合を楽しめる日が戻るように願っている。選手やクラブが直面する困難は大きいけど、同じリーグに所属するサッカーファミリーとして何とか戻ってきて、がっちり昇格争いを繰り広げてほしい。

2014年頃からファジアーノ岡山の試合をよく観るようになって、実は僕の意識に変化が起こっている。

地元岡山のJリーグクラブ・ファジアーノ岡山の応援をすることで、同時にその対戦相手にも目を向けて興味を持つことになる。これはJリーグに限らず、他のスポーツでも、国際試合でも感じられることだと思うけど、改めてスポーツを通じた交流の一面だと実感させられたのである。

現在J2リーグには22チーム所属していて、地理的にみると北は北海道から南は九州まで広がりがある。J1〜J3まで含めれば沖縄のチームがあり、全国的によりバラエティに富んだ地域のクラブを知ることになる。

日本全国でも実際に行ったことのない地域であっても、「ああ、あのチームの本拠地か」と勝手に親近感を感じるようになった。今回不幸にも災害が起こってニュースで地名を見ることになってしまったけど、(それほどJリーグを観ていなかった)3.11の頃よりも、距離を近く感じることが出来る気がする。

ファジアーノ岡山の次のホームゲームは4月23日(土)に第9節vsモンテディオ山形戦。被災した方々の心情に思いを馳せると、スポーツを楽しむことに後ろめたさを感じるかもしれないけど、直接被災していない岡山サポーターならば、「自粛」などぜずにCスタに出かけるべきだと思う。少なくともスタジアムにいけば、選手やスタッフが募金活動をしているし、きっと熊本へ向けた横断幕もある。

日常生活を送ることが出来る状況にあれば、自分の置かれた場所で精一杯生きよう!生活して稼いで使って経済を回す、経世済民。お金に少し余裕がある人は義援金や支援金を送ってもいいし、募金箱に入れてもいい。そして、もしロアッソ熊本がCスタに試合しに来るときは、超おもてなししよう!熊本グッズも買おう!

被災した人たちがスタジアムに戻る日が早く来ることを願う。