ファジアーノ岡山、プレーオフ出場・J1昇格の条件。 – 2016サッカーJ2リーグ戦の最後はホームCスタで11/20(日)14時キックオフ!

(2016-11-24追記)▼リーグ最終節の結果はこちら!
https://ishiharaken.com/entry/2016/11/23/fagiano-vs-thespakusatsu

ついに、ここまで来た。

サッカーJ2のファジアーノ岡山は、42試合(全42節)あるリーグ戦の終盤に至っても本格的にプレーオフ進出・J1昇格を争う順位にいる。

▼11月6日(日)第40節ホーム戦の後に書いた記事。

https://ishiharaken.com/entry/2016/11/10/fagiano-vs-hollyhock

11月12日(土)に開催された第41節でファジアーノ岡山は、自動昇格の2位以内を伺う強豪・清水エスパルスとアウェーで対戦。岡山は勝てばプレーオフ進出が決まっていたが、1-2で敗戦*1

ファジアーノ岡山は、2016シーズンのJ2リーグ戦の最終戦、第42節ザスパクサツ群馬との対戦を11月20日(日)にホームのシティライトスタジアム(Cスタ)で迎える。

ここで勝てばプレーオフ進出が決まり、さらにプレーオフ準決勝と決勝の2つ勝てばJ1昇格が決まる。しかし、今はまだプレーオフ進出も決まっていない。

今シーズンはリーグ最終戦をホームゲームで迎える日程。この試合に勝てばプレーオフ進出が決まる、でも負けたらプレーオフ進出できないかも……という、ハラハラ・ヒヤヒヤ・ドキドキ・シビれる状況になったところで、ファジアーノ岡山がプレーオフ進出する条件ならびにJ1昇格の条件を確認しておこう!

J2からJ1に昇格するクラブの決め方

現在、日本のプロサッカーリーグ「Jリーグ」には上位から順に、J1(18クラブ)、J2(22クラブ)、J3(16クラブ)の各リーグある。岡山県をホームタウンとするプロサッカークラブ・ファジアーノ岡山は、J2に属して今年で8年目となるが、J1への昇格経験はない。

2016シーズンのJ2リーグは、全22クラブがホーム&アウェイ方式による2回戦総当たりリーグ戦で全42節(1つのクラブが42試合)。2月28日からはじまって11月20日までのシーズンを通して年間順位を決める*2

J2からJ1へは毎年3つのクラブが昇格する(逆にJ1の年間順位下位3クラブはJ2に降格)。

J2リーグ戦で年間順位第1位、第2位のクラブは自動昇格できる。残り1枠は、J2リーグ戦の第3位から第6位のクラブで争う「J1昇格プレーオフ」*3で決める。

第6位までに入る可能性のあるチームとその順位はつぎのとおり(第41節終了時点、2016年11月12日20:41現在。出典:明治安田生命J2リーグ 順位表:Jリーグ.jp)。

順位 クラブ名 勝点 得失点差 総得点 昇格/プレーオフ
1 北海道コンサドーレ札幌 84 32 65 自動昇格枠
2 清水エスパルス 81 47 83 自動昇格枠
3 松本山雅FC 81 29 59 プレーオフ出場圏
4 セレッソ大阪 75 15 61 プレーオフ出場圏
5 京都サンガF.C. 66 11 48 プレーオフ出場圏
6 ファジアーノ岡山 64 14 55 プレーオフ出場圏
7 FC町田ゼルビア 62 8 52

FC町田ゼルビアについては「J1ライセンス」の交付をまだ受けていないため*4、仮に第6位に入ったとしても「J1昇格プレーオフ」に参加できない。この場合は第3位から第5位の3クラブでのプレーオフ(下位2クラブで準決勝をして、その勝者と上位1クラブとが決勝)となるので、岡山は第7位になればプレーオフ出場はなし。

J2上位7クラブのうち、年間順位が確定しているのが第4位のセレッソ大阪のみ。第5位以上のクラブは少なくともプレーオフ進出の第6位以内を確定させているが、3クラブに優勝可能性があり、自動昇格枠2位以上を確定させたクラブもなく、プレーオフ出場クラブ確定も最終節に持ち越されている*5

最終節の結果によるファジアーノ岡山のプレーオフ出場決定シナリオ

現在第6位のファジアーノ岡山は、第5位になる可能性も、第7位になる可能性も、つまりプレーオフ進出を逃す可能性もある。

ファジアーノ岡山の最終節での勝ち・引き分け・負け、それぞれのシナリオを確認しよう。

1. 岡山○勝ち → プレーオフ出場決定!

最終節で勝てば、文句なしにプレーオフ出場決定!そして、京都の結果次第で年間順位は第5位または第6位となる。

ファジアーノ岡山が勝った場合、京都サンガF.C.の結果によって第5位、第6位は次のとおりに。

京都の結果 第5位 第6位
●負け 岡山 勝点67 京都 勝点66
△分け 岡山 勝点67、得失点差15以上 京都 勝点67、得失点差11
◯勝ち 京都 勝点69 岡山 勝点67

プレーオフ準決勝は、第3位vs第6位、第4位vs第5位。それぞれ上位クラブのホームで開催され、引き分けの場合は上位チームが勝ち上がる。

これは妄想だけど、もし第5位でプレーオフ出場できたら……

仮に、プレーオフ準決勝で第5位の岡山が第4位C大阪に勝ち、第6位の京都が第3位のクラブに勝つことがあれば、プレーオフ決勝は岡山vs京都。この場合は上位にいる岡山のホームCスタで開催できる!今シーズン最後の最後にホームスタジアムでJ1昇格を賭けた試合を観られるかもしれないぞ!

2. 岡山△引き分け → ほぼプレーオフ出場

最終節で引き分けたら、年間順位は第6位または第7位となる可能性があるが、プレーオフ進出できる第6位となる見込みは大きい。

ファジアーノが引き分けた場合、FC町田ゼルビアの結果によって第6位、第7位は次のとおりに。

町田の結果 第6位 第7位
●負け 岡山 勝点65 町田 勝点62
△分け 岡山 勝点65 町田 勝点63
5点差以下◯勝ち 岡山 勝点65 得失点差14 町田 勝点65 得失点差13以下
6点差◯勝ち
(岡山3点以上△)
岡山 勝点65 得失点差14
総得点58(*)
町田 勝点65 得失点差14
総得点58
6点差◯勝ち
(岡山2点以下△)
町田 勝点65 得失点差14
総得点58
岡山 勝点65 得失点差14
総得点57以下
7点差以上◯勝ち 町田 勝点65、得失点差15以上 岡山 勝点65 得失点差14

(*)当該チーム間の対戦成績(イ:勝点、ロ:得失点差、ハ:総得点数)は、第10節岡山2-2町田、第39節町田1-1岡山とすべて同じ。反則ポイントでは第41節終了時点で岡山36、町田113と岡山が上位なので*6、年間順位も岡山が上位になると判断。

ややこしい条件の部分はちょっと自信ないけど、ともかく町田が第6位になるためには大量得点差での勝利という厳しい条件となるので、岡山は引き分けであれば、ほぼプレーオフ出場となりそう。

3. 岡山●負け → 町田が△引き分け以下なら、プレーオフ出場

最終節で負けた場合は、FC町田ゼルビアの結果次第。町田が勝つと勝点で岡山を上回るが、負けか引き分けならば、岡山が第6位を維持してプレーオフ出場が決まる。

ファジアーノ岡山が負けた場合、FC町田ゼルビアの結果によって第6位、第7位は次のとおりに。

町田の結果 第6位 第7位
●負け 岡山 勝点64 町田 勝点62
△分け 岡山 勝点64 京都 勝点63
◯勝ち 町田 勝点65 岡山 勝点64

条件まとめ

  • 勝てば、プレーオフ出場 ← もちろんシンプルにコレ希望!

  • 引き分けでも、ほぼ決まり

  • 負けても、希望はある

最終節にこれだけの条件が整うためには、長いシーズンを戦って積み重ねてきた成果に他ならない。

正直なところ、もう少し早く決まってほしい気持ちもあったけど、こうなればリーグ戦最後のホームゲームで決まるという楽しみを残してくれたと思いたい。

でも万一これでプレーオフ出場を逃すことがあると、ホームのCスタだと余計大きなショックだけど……そんな事態は起こらないと願う!

Challenge1達成のための人数は実現可能な数字!

昨シーズン2015シーズンからファジアーノ岡山がスローガンとして掲げて取り組んでいる「Challenge1」プロジェクト。これはスタジアムで1万人のサポーターが1つになり、岡山の人たちと共に「次の1」つまり「J1」にふさわしいクラブとなること目指す思いを込められている。具体的には、ホームゲームにおけるスタジアム平均入場者数1万人以上という目標を設定している。

岡山に暮らす人が、街で見るポスターとかテレビ・新聞・ラジオなどのメディアで「ファジアーノ」という言葉を見聞きするとき、たいてい「Challenge1」「1万人」というキーワードとセットで見聞きする。ファジアーノの話になれば、試合の勝ち負けだけでなく、入場者数の多寡も話題になる。ホームゲームのあった日の帰り路に聞かれる質問は、「試合勝った?」だけでなく「何人入った?」という具合に。ファジアーノ岡山の集客は、岡山に暮らす人の日常会話のひとつになりつつあると思う。

「Challenge1」元年であった2015シーズンは、最終的にはシーズン平均入場者数は8,412人に終わっていた。ちなみに、その前年2014シーズンが8,404人。

今年2016シーズンは、最終節ホーム1試合を残した段階で、平均入場者数は9,758人。もし最終節で14,840人以上の人が来れば、1万人以上を達成できる。14,840人はスタジアム収容人数より少ない数字。今シーズンの試合で最多入場となった第36節C大阪戦では15,203人が来場。この時は前日の深夜の前売り段階でチケット完売となった。つまり、今回の最終節でもチケット完売くらいの勢いで岡山の人たちが集まってくれれば十分クリアできる、実現可能な数字なのだ。

ところで、2016年11月13日(日)に行われた「おかやまマラソン2016」では、参加したランナーは15,764人だった

1.5万人 県都駆け抜ける おかやまマラソン: おかやまマラソン: 山陽新聞デジタル|さんデジ

ニュース記事の写真では、マラソンのスタート地点でおよそ15,000人のランナーでビッシリ埋まっている。このスタート地点のすぐ横が、正にファジアーノ岡山のホームスタジアムであるシティライトスタジアム(Cスタ)。来週の日曜日のファジアーノ岡山のホーム戦も、このCスタ周辺にコレくらいの人が集結してくれないかな〜、と思っている。

歴史的な瞬間をスタジアムに見届けよう!

2016シーズンJ2リーグ最終節ファジアーノ岡山vsザスパクサツ群馬の試合は、11月20日(日)14時キックオフ!

いろいろプレーオフ出場条件など書いたけれども、難しいことは抜きにして、他会場関係なく目の前の試合に勝てばプレーオフが出場決定する。決まればファジアーノ岡山にとってはじめてJ1昇格プレーオフ出場となり、歴史上最もJ1昇格に近づくことになる。

岡山に暮らしていて今まで一度もサッカーを観に行ったことがない人でも、この11月20日(日)の最終節にスタジアムに行っておけば、数年後に振り返って「あの年、はじめてJ1昇格プレーオフ出場が決まる瞬間にスタジアムにいたんだよ!」って話せるかもしれないよ。

スタジアム観戦は、未経験者でも全く構える必要はなし。ホームページで初観戦ガイドなどをチェックしよう。Cスタの雰囲気は、はじめて来る人も大歓迎だし、別にグッズに身を固めなくても、普段着で全然大丈夫!(数年前からファジアーノ観戦記を書いている僕ですら未だにユニフォーム持ってない)

チケット購入方法も色々あって、コンビニ・インターネット・電話・店頭販売など便利方法でどうぞ。チケット価格は、一番安いA自由席の前売券大人1,400円、中高生600円、小学生ならば夢パスで無料。A自由席チケットは結構広い範囲をカバーしていて、屋根付きのメインスタンドにも座れるよ。

イベントファジフーズもスタジアム観戦のお楽しみなので、事前にチェックして少し早めに出かけるのがオススメ。


この最終節11月20日(日)の試合で、ファジアーノ岡山にとって史上初のプレーオフ出場が決まるかもしれない。そしてそのプレーオフの先には夢のJ1昇格への道が続いている。

  1. 11月20日(日) J2リーグ第42節vsザスパクサツ群馬 @ Cスタ
  2. 11月27日(日) J1昇格プレーオフ準決勝
  3. 12月 4日(日) J1昇格プレーオフ決勝

1で勝てば、2に進む。2で勝てば、3に進む。3で勝てば、J1へ進む!

つまり、自力で3連勝さえすれば、他チームの勝敗に関係なく、文句なく、間違いなく、ファジアーノ岡山がJ1に昇格決定なのだ。こんな状況を地元のホームスタジアムで体験できるってワクワクしないかな?

3連勝のうち1勝目をぜひスタジアムで観よう!できれば家族・友人・知人・同僚を誘ってご一緒に!


(2016-11-24追記)▼リーグ最終節の結果はこちら!
https://ishiharaken.com/entry/2016/11/23/fagiano-vs-thespakusatsu

*1:この試合は、前半2-0でリードされるも、後半の豊川選手が1点を返してから岡山が押していたが、終盤の猛攻も実らず惜しい敗戦となった。



【ハイライト】清水エスパルス×ファジアーノ岡山「2016 J2リーグ 第41節」

*2:順位は基本は勝点の多い順番で決まり、勝点が同じ場合は得失点差、総得点数、当該チームの対戦成績、反則ポイント、抽選という順に基準が設定されている。2016シーズンJ2リーグ大会概要を参照した。

*3:J1昇格プレーオフ:About Jリーグ:Jリーグ.jp

*4:クラブライセンス制度は、各クラブのサッカーのレベルだけでなく、クラブ自体が安定した経営能力や財務状態を持っているとか、施設的水準を備えているとか、いろいろな要件がある。「J1ライセンス」を交付を受けていることは、つまりJ1リーグに相応しいクラブの条件を満たしているということ。

*5:ちなみにJ2下位では、J2残留争い(J3自動降格1枠、入れ替え出場圏1枠)も決着していない。

*6:クラブごとの反則ポイントはJ. League Data Siteで確認した。