決めた!超えた!ファジアーノ岡山が初プレーオフ進出決定&Challenge1の目標1万人以上達成。 – 2016 J2第42節ファジアーノ岡山vsザスパクサツ群馬 観戦

At last! = ついに!

2016年11月20日15時55分。岡山市内にあるシティライトスタジアムでのサッカーJ2リーグ2016シーズン最終節。後半アディショナルタイムの3分が過ぎて試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、ファジアーノ岡山は年間順位第6位が確定し「J1昇格プレーオフ進出」が決まった。

試合終了直後にスタジアムで発表された入場者数は、今シーズン最多となる15,204人。この結果、2016シーズンのホーム平均入場者数は10,017人となり、Challenge1プロジェクトの目標数値「シーズン平均入場者数1万人以上」を達成した。

この日の僕は、ブログでファジアーノ関連記事を書くようになって以来、最もうれしい結果を2つ同時に目撃し、スタジアムで体験することができた。はっきり言って、この数年で最もテンションが上っている。ただし、これはどちらもあくまで通過点。まだ「道の途中」。次の日曜日には、次の戦いが控えている。気を緩めず進まねばならない。

でも、今はちょっとだけ、この喜びを噛み締めて味わっておきたい。

最終節(第42節)の試合結果、年間順位。

前回記事で書いたとおり、ファジアーノ岡山がプレーオフ出場するための条件は、

岡山○勝ち → プレーオフ出場決定!
岡山△引き分け → ほぼプレーオフ出場
岡山●負け → 町田が△引き分け以下なら、プレーオフ出場

ということだった。

そして、11月20日(日)最終節(第42節)はファジアーノ岡山 3-3 ザスパクサツ群馬と「引き分け」だった。一方、町田ゼルビアは1-0で「勝ち」だった。年間の勝点65で岡山と町田が並んだが、得失点差で岡山14/町田9ということで、岡山が第6位を守りプレーオフ進出を決めた。もしも、岡山が「負け」ていたら、結果としてはプレーオフ進出を逃していた。

最終的な年間順位(上位7クラブ)は次のとおりになった(第42節終了時点、2016年11月20日17:25現在。出典:明治安田生命J2リーグ 順位表:Jリーグ.jp)。

順位 クラブ名 勝点 得失点差 総得点 昇格/プレーオフ
1 北海道コンサドーレ札幌 85 32 65 自動昇格
2 清水エスパルス 84 48 85 自動昇格
3 松本山雅FC 84 30 62 プレーオフ出場
4 セレッソ大阪 78 16 62 プレーオフ出場
5 京都サンガF.C. 69 13 50 プレーオフ出場
6 ファジアーノ岡山 65 14 58 プレーオフ出場
7 FC町田ゼルビア 65 9 53

いよいよJ1昇格プレーオフへ!ファジアーノ岡山がJ1に昇格するためには?

J2リーグ年間順位で第1位の札幌と第2位の松本の2クラブは自動的にJ1昇格となる。J1に昇格できる残り1枠をかけて「2016J1昇格プレーオフ」*1は4クラブが出場するトーナメント戦。

まずは準決勝。J2リーグ年間順位で、第3位vs第6位の対戦、第4位vs第5位の対戦となる。会場はそれぞれ上位クラブのホームスタジアム。試合は90分間(前後半各45分)で実施して、勝った方が決勝に進む。引き分けの場合は年間順位が上のクラブが決勝に進む。今シーズンの結果を当てはめると、組み合わせは次のとおり。

2016J1昇格プレーオフ

準決勝 2016年11月27日(日)15:30キックオフ

対戦カード 会場
松本
(3位)
vs 岡山
(6位)
松本平広域公園総合球技場
C大阪
(4位)
vs 京都
(5位)
キンチョウスタジアム

第6位のファジアーノ岡山が決勝に進むためには、第3位松本山雅FCのホームで90分で勝たなければならない。

岡山準決勝の勝敗 結果
◯勝ち プレーオフ決勝へ
△引き分け 敗退
●負け 敗退

今シーズンリーグ戦の対戦では、6月12日第18節(岡山ホーム)では2-1で岡山が勝利、10月8日第35節(松本ホーム)では1-1で引き分けている。

▼2016年6月12日(日)実施された第18節に松本と対戦したホームCスタでの観戦記事。この日は激しい雨のなか激闘を岡山が制し、暫定首位に立った(翌日札幌が勝ったために、岡山は1日だけ暫定首位だった)。

3連戦ラストは、土砂降り雨のなか激闘。 – 2016 J2第18節ファジアーノ岡山vs松本山雅FC 観戦

決勝 2016年12月4日(日) 15:35キックオフ

対戦カード 会場
松本vs岡山
の勝者
vs C大阪vs京都
の勝者
年間順位上位クラブ
のホームスタジアム

岡山が決勝に勝ち上がった場合、決勝でJ1昇格を決めるには……

(決勝進出の場合)
岡山決勝の勝敗
結果
◯勝ち J1昇格決定
△引き分け 敗退
●負け 敗退

もし岡山が準決勝から勝ち上がれば、対戦相手はC大阪又は京都。試合会場はキンチョウスタジアム(大阪市)または西京極スタジアム(京都市)での決戦。どちらにしても、松本戦よりは少し近くのスタジアムでの開催になる。現地でのサポーターによる後押しが少し増やせるかもしれない。

アウェーで2連勝できれば、J1昇格!

ファジアーノ岡山としては、J2リーグ42試合の日程を終えた今もなお、J1を目指す戦いをまだ続ける資格を得た。11月27日の準決勝に勝つことができれば、12月4日まで今シーズンを戦う資格が得られる。そして、決勝に勝つことができれば、まだ見たことのない世界、夢の扉の向こう側、念願の、悲願のJ1昇格を果たして、2017シーズンはJ1クラブとして戦う資格が得られるのだ。

ここからは「負け」も「引き分け」も許されない。岡山にとっての昇格の条件は「2連勝」しかない。勝点、得失点差、総得点、他クラブの結果……全く関係なし。目の前の試合で勝つことだけを考えれば良い。シンプル。

プレーオフ出場する4クラブのなかでは、岡山は年間順位で最下位の第6位、そして唯一J1経験がない。さらに言えば、第6位以内に入ったのも今シーズンがはじめてで、短期決戦のプレーオフは未経験。他の3クラブに対しては明らかに挑戦者(チャレンジャー)の立場なので、思い切って、開き直って、チャレンジしてほしい。

本当はアウェーに乗り込んで選手と同じスタジアムで声援を送ることができれば良いのだけど、なかなか都合がつかないのでテレビ観戦で「念を送る」ということになるかも。11月27日(日)15:30キックオフのJ1昇格プレーオフ準決勝は、スカパー!で生中継される。また、12月4日(日)15:35キックオフの決勝戦は、スカバー!で無料生中継される。また、NHK BS1においても全国放送される。日本中のサッカーファンが注目して観戦する大舞台になるはず。

でも仕事やその他用事の都合で、試合生中継の時にテレビの前に居られないかも。スマートフォンなどでみられる「スカパー!オンデマンド」という手段もあるけど、それすら観られず、Jリーグ公式サイトのテキスト速報やTwitterタイムラインをチラチラ見ながら、現地に「念を送る」ことになるかも。

それでもともかく、こんなシビれる舞台でファジアーノ岡山が戦う時間を味わえること自体を、僕は感謝している。

Challenge1の目標達成へ、スタジアムをお客様で埋めるチャレンジの日。

さて、改めて11月20日(日)最終節の振り返り。

この日の試合では、「J1昇格プレーオフ進出」を決めることだけでなく、もう1つ大きなミッションが課せられていた。それは、前回記事でも書いたように、Challenge1プロジェクトの目標として取り組んでいた「シーズン平均入場者数1万人以上」を達成すること。

昨シーズン2015シーズンからファジアーノ岡山がスローガンとして掲げて取り組んでいる「Challenge1」プロジェクト。これはスタジアムで1万人のサポーターが1つになり、岡山の人たちと共に「次の1」つまり「J1」にふさわしいクラブとなること目指す思いを込められている。具体的には、ホームゲームにおけるスタジアム平均入場者数1万人以上という目標を設定している。

前節(第41節)終了時点での状況としては次のとおりだった。

今年2016シーズンは、最終節ホーム1試合を残した段階で、平均入場者数は9,758人。もし最終節で14,840人以上の人が来れば、1万人以上を達成できる。

ファジアーノ岡山のホーム・シティライトスタジアム(Cスタ)の入場可能数は15,479人*2。それに対して、14,840人以上必要ということは、ほとんどチケット完売するくらいでなければならない。

今シーズンの試合で最多入場となった第36節C大阪戦では15,203人が来場。この時は前日の深夜の前売り段階でチケット完売となった。つまり、今回の最終節でもチケット完売くらいの勢いで岡山の人たちが集まってくれれば十分クリアできる、実現可能な数字なのだ。

「実現可能な数字なのだ」と書いてみたものの、正直なところ僕の心の声は「これはちょっと難しいなあ〜」と言っていた。それでも少しでも数字を積み上げることにつながらないかと、大して影響力もない僕もささやかながらTwitterで拡散する努力など*3も取り組みながら、最終節当日11月20日を迎えた。

▼ついに迎えた最終節。ようこそ群馬の皆様!

▼奉還町商店街の順位表示。現在6位。この順位で最終節を迎えられることに感謝!

▼岡山駅からCスタへ続く「ファジロード」沿いにある、ファジアーノ岡山公式ショップ「ファジスクエア」でも「平均来場者1万人達成まで14,840人」の表示でプッシュ!

紅葉を楽しめる岡山県総合グラウンド公園内で行列。

▼秋深まるCスタ。午前10時頃にパラパラと雨が降って地面は濡れていたけど、僕がスタジアムに着いた午前11時頃には雨は上がっていた。

▼当日券売り場。前日までにA自由席、アウェイA自由席以外は完売。当日販売は「A自由席 約3,400枚」らしい*4

▼Cスタがある岡山県総合グラウンドは、公園でもあるので、紅葉も楽しめるよ。

▼午前11時30分頃(キックオフ約2時間半前)、シーズンパス先行入場待機列はこんなところまで伸びていた。

▼写真の奥側にはCスタがチラリ、そして行列のそばには弥生時代的建築物が……

▼実は岡山県総合グラウンドの中央には、国指定史跡「津島遺跡」が広がっている。

▼午前11時45分頃。こちらの列は12時から入場開始になる一般チケット入場待機列。写真奥側に列の続きが作られ、今日はかなり伸びている。入場者数への期待が高まる!

▼この日はリーグ最終戦恒例?のおみやげ、来年2017年カレンダー配布(限定3,000名様)。

というわけで、キックオフの約2時間前から、続々スタジアムへ人が入っていった。

最終節のイベント&ファジフーズ。

▼本日のイベント。

▼午前中はちょっとパラパラ雨降ったけど、12時頃には晴れてきたよ。

▼すっかりお馴染みの「ファジ丸ふわふわ」さんもテカってきたよ!

▼本体の「ファジ丸」さんも、いつものようにスタジアム前広場でご活躍。その後方では、ファジアーノオフィシャルグッズの「クリアランスセール」大行列。

▼ファジフーズは、群馬戦限定「下仁田ねぎと鶏の鉄板焼きマウンテン丼」にしようと並んだけど、行列途中で売り切れ(12時25分)……無念!マウンテン丼はいつも人気みたい。

▼ならば次にチャレンジしたファジフーズのは「トントンラーメン(肉多め)」。最終節ということで「感謝祭サービス」全品50円引き!

▼こちらは無事ゲットした「トントンラーメン(肉多め)」。通常800円のところ、この日は750円!

▼スープに隠れている柔らかい肉は結構デカいよ!「肉多め」だとこれが3つも入ってボリューム満点!

▼スープも全部飲み干してしまった……僕のChallenge達成!どうでもいい情報だけど、僕はこの2日後に健康診断が控えていた*5

▼ファジフーズブース前、13時頃(キックオフ1時間前)の様子。ぎっしり行列してるけど、テント上にある見やすい看板でメニュー確認できるよ。

▼やはりお目当てのメニューはお早めにどうぞ。キックオフ2時間前くらいにはゲットしたほうが良いかも。

▼この日のイベントして岡山産ぶどうの新品種「紫苑」の販売をしていたので、デザートにちょうど良さそうだったけど、当然のごとく「完売」。試食で1粒食べさせてもらった。皮の色は「ファジアーノレッド」と似た大粒の種なしぶどうで、味は後味の良い甘さで美味しかったよ。

▼本日のファジステージでは、選手写真撮影会。今日は金珍圭(キム・ジンギュン)選手と木和田匡選手。

何だかスペシャルな最終節。渋滞発生、応援練習、そして狭いアウェー席。

キックオフ1時間前くらいに再びスタジアム内へ入ったよ。

▼トイレの洗面台のメッセージ「リーグ最終戦 一緒にプレーオフへ行きましょう!」。

▼ゴールキーパーのウォーミングアップが始まる13時20分頃(キックオフ40分前)のバックスタンドの状況。今日はアウェー席がグッと狭められている(普段の3分の1くらい?)。群馬サポーターの皆様、ホンマにスミマセン……

▼少しでも多くのホーム岡山サポーターに入ってもらうための措置だけど、やはり早速ツッコまれていた。

アウェイクラブ側のサポ席をここまで削る岡山すごい… : footballnet【サッカーまとめ】

▼同じ頃、ホームスタンド側からバックスタンド側へ移動する導線(オーロラビジョンのある側)は人の流れが渋滞していた。なかなかここまで混むのは見たことないような。

▼選手ウォーミングアップも終わった後、13時50分頃(キックオフ10分前)にちょっとセレモニー。

▼岡山の街のあちこちで見かける「ファジアーノ岡山募金箱」。これで集められた今年の募金額2,727,003円の目録がファジアーノ木村社長に手渡された。これもクラブの強化資金になる、ありがたや。

▼それに引き続き、僕は初体験?「Challenge1 応援練習!」。Cスタでの試合中は、バックスタンドの「GATE10」というエリアを中心にチャント(歌)で大きな声が出ていて、メインスタンドでは手拍子で盛り立てるという応援スタイルが見られる。「ご来場の皆様の力を合わせ、スタジアム一体で選手を後押ししてください。手拍子などで、一緒に応援をお願いします!」。

▼バックスタンドの応援をリードするコールリーダーがマイクを握って、声を合わせ手拍子を合わせる練習。うん、温まってきた!

▼そんなこんなで13時55分頃(キックオフ5分前)。バックスタンドへ向かうお客様の渋滞はまだ解消されず……これではキックオフまでに席に辿り着けそうにないよね……

▼13時58分頃(キックオフ直前)。スタンドのサポーターが「オーバー・ザ・レインボー」*6を歌いながら、バックスタンド「GATE10」エリアではビッグフラッグが展開され、他のエリアではタオルマフラーやこの日特別に配られたファジレッドカラーの山陽新聞紙面を掲げて選手を向かる。メインスタンド座席は一杯で、バックスタンドもほぼ埋まり、まだ席に向かう人の流れは途切れていない。今日の入場者はかなり行くんじゃね?

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ホーム岡山の得点シーン連発!しかし失点シーンも連発……

▼いよいよ14時03分キックオフへ向かう。バックスタンド「GATE10」には横断幕「刻は来た!壁は乗り越える者の前にしか現れない!!」。

▼いよいよ始まった試合は、前半に岡山のゴールラッシュ。14分、伊藤選手のフリーキックから岩政選手がヘディングシュート、美しい軌道を描いたボールはゴールに突き刺さり先制点!1-0リード!

▼先制点のわずか2分後。16分、三村選手が絶妙なタイミングでゴール前に出したパスを、押谷選手がこれまた絶妙なトラップで受けてゴールに蹴り込み追加点!2-0リード!

▼この時間にスタンドに目をやると人の移動も落ち着いてきて席についてきた。バックスタンドも席はぎっしり、ゴール裏に位置するオーロラビジョン横や芝生席も今日は多くの人がいる。

▼20分、さらに追加点。伊藤選手が相手陣深くでプレッシャーをかけたことでボールがゴール前に、赤嶺選手がつぶれ、押谷選手がボールを拾ってゴールに押し込んだ!3-0でリード!押谷選手はこの日の2得点、今シーズン得点は同じ14得点となり背番号14と同じに!2016シーズンJ2リーグ得点ランキングで8位タイに!

▼前半終了間際、46分、岡山のバックパスのミスからボールを奪われ、群馬の瀬川選手にゴールを決められ1点を返される。岡山3-1群馬でハーフタイムへ。

▼ここで「Challenge1」を再確認。「スマイルフォー・ユー」「ストレスフリー」「ハートフルレイニーデー」「エンジョイスタジアム」という取り組みで「ホスピタリティ日本一」を目指してきた*7

▼フロントスタッフが集客とおもてなし、選手は魅力的なサッカーを見せて、ファン・サポーターはスタジアムに1万人集まって……みんなで共に戦って「次の1へ」行こう!

▼「ファジ丸」さんも、パイプ椅子の背もたれ部分に乗って「飛ぶ」という荒技で「次の1へ」むかっているぞ!

▼今日は「プレーオフ進出」と「Challenge1」をゲッツ!一発屋では終わらないぜ!

終盤のハラハラ、ソワソワ。

▼後半には、岡山の動きは良くなく、逆に群馬が躍動して岡山ゴールに迫る展開。55分、群馬の山岸選手がゴールして3-2と1点差に迫られる。

▼岡山もチャンスを作るも得点できず、逆に79分には、またも山岸選手決められて同点に追いつかれてしまう!その後残り10分も群馬が怒涛の攻め、シュートが何度も枠に飛んでくるヒヤヒヤする展開。頼む、持ちこたえてくれ〜。

▼ハラハラするアディショナルタイム3分も何とか凌いで、引き分けで試合終了。ついに「J1昇格プレーオフ進出決定!!」ヤッター!

▼入場者数の発表はいつもは試合終了10分前くらいにあるのだけど、この日はなかなか発表されずソワソワ。結局試合終了後に発表……なんと今シーズン最多となる15,204人!これにより1試合平均入場者数は10,017人となり、Challenge1の目標としていた「平均入場者数1万人達成!!」ヤッター!スタジアムはこの日一番の歓声で大盛り上がり!ヤッター!

▼試合終了後、選手たちがメインスタンドへの挨拶に。最後はヒヤヒヤしたけど、プレーオフ出場を掴んでくれた!ありがとう!

▼3-3で岡山は「引き分け」という結果だったが、同時刻の試合で町田は1-0で「勝ち」。勝点で追いつかれたが、得失点差により、岡山は第5位を死守した。シーズンを通して積み重ねた勝点と得点による結果。プレーオフ出場は今日だけで決まったのではないのだ!しかし、もし岡山が逆転負けしていたら第7位に落ちてプレーオフ出場を逃してた。あぶねー。

▼試合ハイライト動画。三村選手のお子様誕生記念のゆりかごダンスも観られるよ。現地にいた僕は興奮して周りの人とハイタッチに忙しくて、ゴール後のパフォーマンス見逃してたのだけど……加地選手(笑)。

youtu.be

リーグ最終戦セレモニー。

▼この日でJ2リーグ戦は最終節、試合後にはファン・サポーターへの感謝の挨拶「最終戦セレモニー」。

▼木村社長から挨拶。最後必要以上にヒヤヒヤさせられた、というのは合意(笑)。

▼長澤監督から挨拶。プレーオフに出場のライバルクラブには資金力では敵わないから、我々は魂で戦う、宣言!

▼その後、場内一周しながらサインボールの投げ込みなどしながら挨拶。「GATE10」には「NEXT CHALLENGE」も登場!

▼それにしても、来週もまだプレーオフの戦いがあるなんて、ワクワクだよな〜。本当にありがとう!

Challenge1はまだ終わらない!

▼それにしても、この日はスタジアムで素晴らしい体験をさせてもらった!嬉しい結果を2つも同時に!

前節(第41節)が終わった時点の状況では、プレーオフ出場についてはかなり蓋然性が高いと感じていた。一方で、Challenge1の目標である平均1万人いついては、なかなか厳しいと思っていた。なにしろ最後の群馬戦1試合だけで14,840人以上の来場というのは、正直なところ、どれだけ惜しい数字に近づけるかな?という思いだった。

それがフタを開けてみれば、C大阪戦の15,203人を上回る、15,204人が詰めかけて満員のスタジアム、最高が雰囲気を作られた。それはとても誇らしく、心震わす素晴らしい空間だった。実のところ、僕は試合の途中から感動で目から汗がこぼれそうだった。

ファジアーノ岡山のキャプテン岩政選手が試合後のコメントで「Challenge1」について言及している。

(平均入場者数1万人達成について)サポーターの皆さんが僕たちより先にチャレンジ1を達成したなという気持ち。僕たちは今日の試合も含めて、まだその方々に追いついていない。だからあと2試合で、(今日の)サポーターの皆さんほどの覚悟を僕たちが持たないといけないなと改めて思った。僕たちだけが力不足だった。

ここで言う「覚悟」とは、昨シーズンの最終戦セレモニーで岩政キャプテンが語った「覚悟」ではないかと思う*8

最終節の試合から2日後には、岩政選手のブログが更新され、さらにChallenge1について書かれている。

一昨日の最終戦で14840人もの入場者を集めなければ達成できない記録でした。数字を気にしていた選手たちも正直なところ「難しいだろう」と思っていました。
   
それが蓋を開けてみると、15000人を超える方たちの一歩一歩が形となり、「難しいだろう」と思われたチャレンジを成功させました。ピッチから見る皆さんの光景は、それはそれは美しく、感動的でした。

まだプレーオフの結果は出ておらず、来シーズンにファジアーノ岡山がどのステージにいるかは分からない。でも今は少しだけこの成果を誇らしく思っていいのかな。


ファジアーノ岡山の木村社長は、2016「Challenge1」についての記者会見において、次のように公言している。

将来、日本一の市民クラブになりたいということです。

かつては笑われていたかもしれない。インターネット・ミームとして「大都会岡山」*9というのがあるが、実際の岡山というのはごく普通の地方都市。かつては岡山の県民性としては冷めている、といった感じだった。
関東や関西などの大都市圏ではない岡山の街に「日本一」のサッカークラブ、という構想なんて受け入れられなかっただろう。

しかし、プロサッカークラブ・ファジアーノ岡山ができて、毎試合スタジアムに多くの人が集ったり、試合結果や人数が日常の話題になったり、子どもたちには地元のファジアーノ岡山にあこがれの選手がいたりする。地元にプロスポーツクラブがある生活をしているうちに、「日本一の市民クラブ」になるということを聞いて、冷笑ではなく、応援をできるような街になってきたのではないかと思う。

少なくとも、今年のファジアーノ岡山による「Challenge1」の取り組みやその目標を達成するところを、スタジアムやテレビで観たり、応援してきたり、気にかけてニュースを見てきたりした人たちならば、「日本一の市民クラブ」というチャレンジに期待してみる気持ちになれるんじゃないかと。

では「日本一の市民クラブ」ってどうすれば実現するのだろう?どうなれば「日本一」なのか?J1で優勝とか、ACLの常連とか、集客日本一とか、予算が日本一とか、スター選手が揃っているとか……でもそれじゃないような気もする。具体的な目標って何なんだろうか?

僕たちは問い続けなければならない。「日本一の市民クラブ」を目指すっていうのは、きっと終わりなき旅だ。終わりなき「道の途中」には、まだまだワクワクがたくさんあるに違いない。

*1:準決勝の組み合わせは松本vs岡山、C大阪vs京都に決定【J1昇格プレーオフ】:Jリーグ.jp

*2:「入場可能数15,479人」は、Jリーグ公式サイトに記載のファジアーノ岡山のスタジアム情報より。

本来のCスタのスペックとしては約20,000人(メインスタンド約8,200人、バックスタンド約7,400人収容)という数字もある。実際に、過去最多入場は18,269人(2013年8月4日(日)J2リーグ第27節ファジアーノ岡山vsガンバ大阪戦)でという記録があるが、「こんなに入れると、人が多すぎて安全な運営が難しい」という判断から、現在は15,479人という設定にしているようだ。
今後のホームゲームにおけるチケット販売について | ファジアーノ岡山 FAGIANO OKAYAMA

*3:特にこの最終節へ向けての期間は、うざいほどツイートしていた。スミマセン。

twitter.com

*4:【11月20日ザスパクサツ群馬戦】当日券販売中!!(11月20日12時現在) | ファジアーノ岡山 FAGIANO OKAYAMA

*5:ちなみに健康診断の血液検査の結果は、正常だったよ。

*6:「オーバー・ザ・レインボー」(虹の彼方に)についてはこちらの記事もどうぞ。

https://ishiharaken.com/entry/2016/07/05/fagiano-vs-spulse

*7:詳しい取り組みは2015ファジアーノ岡山「Challenge1」についての記者会見を参照。

*8:昨シーズンホーム最終戦(2015シーズンJ2第41節vs千葉戦)のブログ記事より。

ひとりひとりが何が必要なのか考えて実行するという来シーズンへの覚悟を力強く語ってくれた。覚悟を持って、来年ここで会いましょうという宣言は、サポーターの側も来年は絶対にJ1昇格を決めるんだという覚悟を持って応援して欲しいというメッセージに思えた。

今回の岩政選手の「覚悟」ということばを思い返すと感慨深い。

*9:

岡山市 (大都会) – アンサイクロペディア
岡山市 – chakuwiki