白熱した攻防に興奮 - 2018 J2第10節ファジアーノ岡山vsFC岐阜 観戦

ライブの熱気を、メディアを使って伝えるって難しいことなんだなあ、とつくづく思う。

僕がサッカーJ2ファジアーノ岡山の試合をスタジアム観戦するようになったのが2014年。このブログでiPhoneで撮った写真や動画などを入れながらその感想を書いてきたけど、その場で僕が感じた興奮は伝えきれないなあ、と感じている。メディアの特性というよりも、自分の表現力の拙さを思い知らされている。

たとえば、表現力を極めて最高のメディア技術を駆使したプロフェッショナルの手にかかったとしても、どうしても超えられない臨場感の壁があるのかも。だったら、その正体は何だろう?……漠然と「空気」「雰囲気」と呼んでしまいがちなライブならではの臨場感は、いずれVR1などの技術でさらに現実に近い体験が提供される日が来るだろうか?……そんなこと考えさせられる。

とはいえ、現場での体験がすべてとは思わない。報道やインターネットなどで見ることのできるプレビュー/レビューの記事など他者の視点は、自分の体験と重ね合わせれば、楽しみが何倍にも増幅されるのは間違いない(筆者比)。

  • テレビで観る + 他者の視点
  • テレビで観る + 他者の視点 + スタジアムで観る

どうせなら、後者の方が楽しいでしょ!

自分が暮らす地元で気軽にスタジアム観戦できる環境に感謝しつつ、2018年4月21日(土)に岡山市内のシティライトスタジアム(Cスタ)で開催されたサッカーJ2第10節ファジアーノ岡山vsFC岐阜の試合、両チームの攻防にスタジアム全体が白熱したライブ観戦を記録しておきたい。

ナイトゲームの季節

4月中旬を過ぎて、日中の気温は30度近くまで上がる日も。夜のスタジアム観戦がちょうどよい感じになる頃に、ファジアーノ岡山の試合もナイトゲームの季節に突入。

なお、今シーズンのホーム戦は今のところ5試合中5試合とも天候は晴れ。「晴れの国おかやま」の面目躍如。

いつもの奉還町商店街タペストリー。第9節終了時点首位キープ!
いつもの奉還町商店街タペストリー。第9節終了時点首位キープ!

ファジフーズ

BMXは東京五輪でも競われる自転車競技

BMXは、バイシクルモトクロス、自転車競技のこと。この試合の日はCスタにBMX選手がやってきた。

▼岡山で選手の合宿も行われている。

岡山でBMXフリースタイル・パーク代表合宿 東京2020メダル目指す - 岡山経済新聞

この日のCスタでは、試合前のファジステージとハーフタイムのピッチレベルにおいて、迫力のパフォーマンスを披露。それぞれショーのほんの一部を短い動画(以下のツイート)でご紹介。

ファジステージショー

ハーフタイムショー

試合はお互いにチャンス/ピンチもありながら、0-0のスコアレスドロー

夜のシティライトスタジアム
夜のシティライトスタジアム

見ごたえある攻防だった。岡山も岐阜も攻めて守って、見ごたえあり。

しかし、第10節が終了したところ、大分トリニータが勝ち点21で岡山と並び、得失点差で岡山が第2位になった。

Cスタに来た人たち

▼入場者数8,668人、今季平均ホーム平均入場者数9,142人に。

本日の入場者数8,668人
本日の入場者数8,668人

▼そして、昨季まで10年間在籍し、今季から移籍してFC岐阜の選手としてCスタに戻ってきた竹田忠嗣選手2が、ピッチをぐるっと一周してバックスタンド・メインスタンドへ挨拶。

▼この時撮ったであろう写真が、竹田選手のInstagramに。そして、ファジアーノ岡山に7年半在籍し、昨季現役選手を引退した近藤徹志さん3も駆けつけていた。

好きな人たち

竹田 忠嗣/Takeda Tadashiさん(@officialtadashitakeda)がシェアした投稿 -

▼試合が終わって21時20分頃のスタジアム前広場。

▼次節もホームでサタデーナイトゲーム

連休期間中のホーム戦は、4/28(土)19時熊本戦、5/6(日)16時福岡戦。
連休期間中のホーム戦は、4/28(土)19時熊本戦、5/6(日)16時福岡戦。

これからも熱く激しいサッカーで、楽しい夜を期待。

もちろんChallenge1。1万人以上が集うスタジアムをつくり、J1自動昇格・J2リーグ優勝を目指したい!(と宣言しても、全く違和感ない位置に今年はいる!)


  1. Virtural Reality。バーチャル・リアリティ(仮想現実)。サッカーワールドカップやオリンピックにあわせた遠隔地ライブ体験技術の開発も進んでいるみたいだし。既に実用化しているテーマパークのアトラクションや、ヘッドセット・ゴーグルを使って高い没入感を実現できる家庭でつかえる製品(PlayStationVR、Oculus Rift、HTC Viveなど……僕はお金なくて手が出せてない……)もあって興味・関心は尽きない。現在公開中のSF映画『レディ・プレイヤー1』は真正面からVRの世界を描いていて、僕のようなオタク心を胸に秘めて育ったオッサンには夢のような作品。 
  2. 竹田忠嗣選手 FC岐阜へ移籍のお知らせ | ファジアーノ岡山 FAGIANO OKAYAMA 
  3. 近藤徹志選手 プロサッカー選手引退のお知らせ | ファジアーノ岡山 FAGIANO OKAYAMA