桃太郎さんが生まれた訳は知らないけれど、桃太郎さんから生まれたものはたくさんある。

前回投稿したのは、スタバのピーチ&岡山の桃についての記事だったけど、岡山といえばやっぱり「桃太郎」さんのイメージがあると思う。

たぶん日本全国に浸透している桃太郎さんのおとぎ話。それをベースにした様々なモノ、コトを生み出されている。

(この記事の後半はYouTube動画リンク多め)

岡山、桃太郎、ももてなし?

桃太郎さんにゆかりのある岡山市では「桃太郎のまち岡山」と謳ってきたが、最近は「ももてなし」という言葉を作ってアピールしている。

当然、桃太郎さんがイヌ、サル、キジに渡したという「きびだんご」も、岡山土産として親しまれている。

ほかにも、岡山の街なかには至るところで「桃太郎推し」を見出すことができる。

岡山駅前の桃太郎さん像。ファジアーノコラボも。

岡山駅前の広場には桃太郎さんの銅像がそびえ立っていて、他の地域から岡山駅に降り立った人たちを迎えてくれる。テレビなどで「岡山に着きました」というときの映像にもよく登場している。

▼こちらは桃太郎さん像がファジアーノコラボした時の写真。この日だけの限定企画で、普段はユニフォーム着てない。

桃太郎さんも #fagiano #Okayama を応援中!地味にキジonキジです。 #ファジアーノ #J2 #Jleague

Kenichiro Ishiharaさん(@ishiharaken)がシェアした投稿 -

そもそも、岡山を本拠地とするサッカークラブ、ファジアーノ岡山の名前にある「ファジアーノ」とは、イタリア語で「キジ」のこと。まさに桃太郎さんのお話に登場する「キジ」が由来となっている。

桃太郎さんのダークサイド。

桃太郎さんのストーリーは、よくよく考えると、桃太郎さん一行が鬼たちから金銀財宝を強奪したお話。見方を変えるとかなりダークサイド。

インターネットでは、このおとぎ話から派生した創作・パロディをたくさん見つけれる。

▼僕のなかで、最近のヒット作は、ワッシュさん( id:washburn1975 )のブログ「男の魂に火をつけろ!*1での桃太郎シリーズの最新作。

もし安倍首相が桃太郎を読んだら - 男の魂に火をつけろ!

脳内で安倍首相の声が再生される!この桃太郎シリーズはどれも面白いので、ぜひどうぞ!

▼あと、星井七億さん( id:nanaoku )のブログ「ナナオクプリーズ」の桃太郎シリーズも秀逸で書籍化もされている。下のリンクは書籍の標題にもなった記事。

もしも矢沢永吉が桃太郎を朗読したら - ナナオクプリーズ

この桃太郎シリーズもハイクオリティ。笑いがこみ上げる、要注意。

▼こちら表題作を含めて書籍化されたもの。

音楽にも生きている桃太郎さん。

桃太郎さんは音楽業界でもほうっておかれない。

J-POPユニット「水曜日のカンパネラ」さんの曲、その名もズバリ『桃太郎』。ポップでシュールな桃太郎さんが味わえる。

「主演/歌唱担当」のコムアイさんは、少し前にヤフオク!のCMにも出演されていて、常盤貴子さん似の美女としてネットで話題になった。

(2017-04-22リンク切れにつき削除)
ヤフオク!CM_Long_人気ブランド劇的おトク - YouTube

桃太郎さんにまつわる最近のテレビCM。

テレビで流れる有名企業のCMでも桃太郎さんはよく登場している。

▼auさんのCMシリーズ「あたらしい英雄」から。

▼ソフトバンクさんのCM「岡山」編での桃太郎さん。時期的にはauさんに対抗したカタチ?(2016-02-26リンク切れにつき削除)

▼僕のお気に入りは、サントリーさんの「ペプシネックス ゼロ」「ペプシストロング ゼロ」のCM。出演する役者・タレントのギャラ以外のところにお金と手間をかけていそうで、映像も何だかかっこいい。

まとめ。

誰もが知っている桃太郎さんのおとぎ話があると、いろんなクリエイティブに活かされていく。物語・キャラクターの背景が予めインプットされていて土台があるから、そこにどんな一捻りを加えて勝負ができるか。桃太郎伝説はこれからも再生産され続けるのだと思う。

*1:ブログ「男の魂に火をつけろ!」で実施された映画ベストテン企画に、僕も参加したことあり。

i-kenが選ぶ「アニメ映画ベストテン」。