新年度・新時代のChallenge - 2019 J2第8節ファジアーノ岡山vsアルビレックス新潟 観戦

学校や官公庁、多くの企業では新年度がスタート。平成31年度(2019年度)がはじまった。新元号も発表されて、4月末に「平成」が終わり、5月から「令和」という新時代に移行する。

この節目に生活や仕事が変わる人もいるだろうけど、僕の場合はこの前後で特に変わりなし。年度変わりでバタバタ忙しくて、応援している地元のJリーグクラブ・ファジアーノ岡山の試合観戦ができない時期があったくらい。

僕の前回のスタジアム観戦は3月17日(日)福岡戦。新年度はじめのサッカー観戦は4月7日(日)……そんなに空いてないか。

というわけで、2019年4月7日(日)13時キックオフ、J2リーグ第8節ファジアーノ岡山vsアルビレックス新潟の試合を観るために、岡山市北区のシティライトスタジアム(Cスタ)にでかけてきた。

J2リーグを戦っているファジアーノ岡山のシーズンは、年度と改元をまたいでも続いていく。なかなか期待どおりの結果が見えなくとも、一緒にChallengeを続けたいと思って、今回もスタジアムに足を運んだよ。

「Cスタピクニック」日和

4月に入ってはじめてのホーム戦は「Cスタピクニック」。事前の天気予報は少し心配されたけど、当日朝から快晴で気温も上がって、まさに春満開。絶好の観戦日和、ピクニック日和……そしてお花見日和でもあり皆様サッカー観戦に来てくれるかちょっと心配。まあいつも言うけど、Cスタでも桜のお花見できるよ!

僕個人的には、仕事だった前日(6日)の帰宅が深夜12時を回っていて、試合当日(7日)の朝ちょっと遅めまで寝てしまった。そのため、Cスタへ出かけるのがちょっと遅れてしまい、試合後も早々に岡山駅方面へ帰ってしまい、桜の花見をじっくりする余裕がなかった……

▼試合前日の公式アカウントさんのツイート

元日本代表が来場

前回ホーム戦(3月30日vs甲府戦)では、多数の元日本代表のレジェンドが集うチャリティーマッチが開催された。残念ながら、僕は仕事の都合で観に行けなかった。

しかし、今節もちゃんと元日本代表のあの男がやってきた!1

▼こちらの記念撮影写真は、OHKの公式Instagramアカウントの投稿。僕も映り込んだぞ!

「おかやま春のパン祭」

もちろん今回もスタジアムグルメ(スタグル)「ファジフーズ」をいただいたよ。

今回「おかやま春のパン祭」ということで、ガラポン抽選もあり。

今季からスタートした全店舗キャッシュレス決済(電子マネー・クレジットカード決済)だけど、一部店舗でで使えなくて、今回僕自身の支払いは電子マネー支払いと現金支払いが半々。なかなか新システムの導入って難しいんだなあ……。

それでも、新しいレジ運用の改善も感じた。今季からファジフーズテントでもQRコードを使ったポイント制度が導入されたけど、「ポイント登録」→「注文」→「決済」→「商品手渡し」の流れがスムーズになってきた気がする。店員さんも慣れてきたのか、マニュアルが整ってトレーニングが進んだのか。

▼システム不具合について、公式サイトでお詫びリリースも。次はきっともっと良くなっていると期待!

4月7日アルビレックス新潟戦での電子マネー、クレジットカードをご利用いただけない事象発生のお詫び | ファジアーノ岡山 FAGIANO OKAYAMA

ゴールラッシュに歓喜も、ラストに静まる

昨季のファジアーノ岡山は、なかなか得点シーンを見ることがなかったけど、今季は毎試合ゴールが見られてありがたい。特に今回の試合はゴールが連発だった。

Challenge = 課題

第8節を終えて、ファジアーノ岡山の成績は3勝2分3敗で勝点11、11得点11失点で得失点差0。順位は第10位。

ちなみに昨季第8節終了時点の成績は6勝1分1敗で勝点19、9得点2失点で得失点差+7。順位は第1位だった。それでも、昨季の最終結果を踏まえると、この時期の順位ってホントどう転ぶか分からない……

ここ数試合は、終盤の失点で勝ち点を取りこぼしている。でも、どの試合も勝てる要素は大いにあったし、ちょっと修正したらなんとなるんじゃないの……と素人考えで楽観視している。選手や監督らを信じて応援していくよ。

むしろ僕が心配なのは集客面。今季ホーム戦5試合の入場者は、累計36,074人、1試合平均7,215人。例年この時期は集客が難しいらしいけど、なかなか1万人に届きそうになくて心配。観客の僕は、試合でゴールを決めることはできないけど、入場者数は誰かをお誘いして増やせる数字なので、何とか成功させたい課題だなあと思っている(毎年のことだけど……)。

今一度振り返ると、ファジアーノ岡山が掲げる合言葉「Challenge1」は、

スタジアムで1万人のサポーターが1つになり、岡山の皆さまと共に「次の1」つまり「J1」にふさわしいクラブとなること目指したいとの思いを込めています。 2

クラブが発信する「思い」は変わっていないと思う。「岡山の皆さまと共に」なので、岡山に暮らす僕たちが問われ続けているはず。岡山に「J1」にふさわしいクラブは必要ですか、と。

いまのところ目標に届いてない。「入場者数1万人来ていない」問題。それに対して様々な分析はできそう。クラブもサポーターも「入場者数1万人来てもらえるだろうか?」と課題として捉えて、有効な解決策はないかと試行錯誤しているよね。僕も頭を捻ってるけど、あまりお役に立ててない。

ところで、「問題」とか「課題」という言葉を英訳するとき、"Problem"とか"Issue"という単語もあるけど、"Challenge"という場合はよりポジティブなニュアンスがある。だから、ファジアーノ岡山の合言葉「Challenge 1」は前向きで、僕はとても気に入っている。プロスポーツのチームが何もなかった岡山に、今はここまでやって来た。これからみんな一緒にもっと進んでいこう、という気持ちを継続したい。

僕たちのホーム、僕たちのクラブ。

僕にとってのファジアーノ岡山は、人生のすべてじゃないけど、もうすっかり自分事になっている。だから一緒に課題に向き合いたい。Challengeし続けたい。

子どもたちに夢を!

Challenge1